弊社では、20代〜30代の男女を対象に『自然災害と復興事業に関する調査』を実施し、若者の災害ボランティアへの意識について調査しました。
◆約3人に1人が「ボランティア活動への参加経験あり」と回答!災害への協力や支援をした方は?
まず、「ボランティア活動の参加経験はありますか?」と質問したところ、約3人に1人が『ある(34.8%)』と回答しました。
また、「災害に対しての協力や支援を行った経験はありますか?」との問いに対しては、約5人に1人の方が『ある(23.4%)』と回答しました、
具体的にどのような災害への活動を行ったか聞いたところ、『東日本大震災(64.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『台風19号(12.8%)』『熊本地震(11.3%)』『北海道地震(3.9%)』と続きました。東日本大震災が、ボランティアへの意識を変えるキッカケとなったと考えられます。
具体的にどのような協力や支援を行ったのか聞いてみたところ、
・「店に募金箱が置いてあったら出来るだけ募金する」(20代/女性)
・「ネット募金」(20代/女性)
・「瓦礫の撤去や食料の支援を行った」(30代/男性)
・「土砂の運搬などの復興支援」(30代/男性)
・「現地にて支援介護を行った」(30代/女性)
などの回答が寄せられました。
◆社会貢献に対しての意識の変化は?
では、ボランティア活動や、災害への協力や支援に携わったことで社会貢献に対する意識に変化は起きたのでしょうか?
そこで、「ボランティア活動を行った結果、社会貢献に対しての意識は変わりましたか?」と質問したところ、7割以上の方が『はい(74.9%)』と回答しました。ボランティア活動を行った方の多くが、参加したことで社会貢献への意識に変化が起きたようです。
近年、災害の連続と大規模被災からの復興がより身近になってきたことから、「機会があれば今後ボランティア活動に参加したいですか?」と質問したところ、『積極的に参加したい(13.8%)』『休日だけ参加したい(33.5%)』と半数近くの方が、『参加したい』と回答しました。
◆働きながら社会貢献や復興事業に関わりたいですか?
「今後、働く上で社会貢献や復興に携わる事業に興味がありますか?」と質問したところ、『とても興味がある(11.7%)』『どちらかといえば興味がある(42.0%)』と半数以上の方が、『興味がある』と回答しました。
これまでのボランティア活動の参加を通して、もっと社会貢献や復興事業に携わりたいと考える方が多いことが伺えます。
今回の調査で、20~30代男女の自然災害へのボランティアに関する実態が明らかになりました。
災害ボランティアに対する関心が高くなっているということは、自分自身が働く上でも社会貢献度や復興に携わる職種であれば、より社会貢献性も高く、満足度ややりがいも求めていけるのではないでしょうか。
復興に携わる働き方の一つとして、挙げられる業界が建築・土木です。社会貢献性や復興に携わる事業に興味がある方や、建設業界に従事している方でより良い条件のお仕事探しをしているという方は、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。
※調査結果の詳細はこちらに掲載されております。